交通系の王様はSuica。さらに電子マネーの王でもある。
このところ、最も得意とする鉄道利用においてすら三井住友カード率いるタッチ決済に追い上げられているのは事実。とはいえ王国はまだまだ安泰のはず。
電車に乗る以外でも、駅ビル、駅ナカ利用がある人にSuicaは必須アイテム。
こんなところでQRコード決済などしても、ポイントがつかなくなりつつある。要注意。
さて、Suicaはチャージして使うもの。
チャージを面倒に思う人は、ポイ活に向いていない。
チャージこそ、ポイントを嵩上げするチャンスである。
さてSuicaチャージルートにはQRコード決済もある。
au PayのSuica、楽天ペイのSuica、そしてd払いのSuica。いずれもAndroid限定。
これらの仲間と言うには若干遠い存在だが、ファミペイからSuicaのチャージが加わった。
しかもiPhoneでもOK。
画期的アイテム登場だが、ポイ太郎は日常利用はしない。
だが、チャージで500円もらえるキャンペーンがあるので、これだけ参加する。
もちろん、iPhoneユーザーはじめ役立つ人はいるので、ご案内はちゃんとします。
ファミペイからSuicaチャージが可能に
ファミペイアプリの「サービス」を開くと、新たに「モバイルSuicaのチャージ」アイコンが追加されている。
ここからモバイルSuicaと連携できる。
Suicaチャージのできるアイテムは先に見たとおり多数あるが、いずれも同じモバイルSuicaにアクセスするものである。
すなわちチャージ方法は併用できるので、別のチャージ方法を採っていた人がファミペイを初めてみてもいいし、500円もらえるキャンペーンに参加してもいい。
ファミペイからのチャージ時還元率は、こう。
- チャージして使うファミペイ…還元なし
- ファミペイ翌月払い…0.5%
翌月払いでないファミペイだと還元がない。
ただし、PayPayカードJCBや、毎月10日のイオンカードJCBからチャージすれば、チャージにより1.0%の還元がある。
つまり1.0%還元でSuicaを使え、これは楽天ペイやd払いのSuicaの0.5%をしのいでいる。
ファミペイ翌月払いは信用による掛売りであり、クレジットカードに似た存在(審査がある)。こちらからチャージするのは0.5%だけなので(通常1.2%)ちょっと損。
ファミペイからSuicaチャージで500円もらえるキャンペーン
ファミペイというアイテムは、たびたびキャンペーンをするのでポイ活者なら使って損はない。
ファミペイ翌月払いも同様。
ファミリーマートユーザーでなくても構わない。ポイ太郎もそうである。
モバイルSuicaユーザーも、既存のSuicaをファミペイに連携し、ファミペイ翌月払で3,000円チャージすると、500ポイント(期間限定ファミマポイント)がもらえる。
要エントリー。2月14日まで。
チャージして使うファミペイ払いでは、Suicaチャージしても対象にならない。翌月払い限定である。
ファミペイ翌月払い新規登録でも2,000円
こちらはSuicaチャージの有無とは関係なく、今ファミペイ翌月払いを始めると、2,000ポイント(期間限定ファミマポイント)がもらえるというもの。
実際にチャレンジしてみる
絶対に使うSuicaの残高チャージで500円もらえるとは、いかにもポイ太郎の好きそうなキャンペーンだ。
これは16.7%還元であるからGo。
ファミマポイントは、ファミペイ利用の際自動で使う設定にしておけば、すぐ消化できる。
さて、実際にやってみた。
まずはエントリーから。
次に、「モバイルSuicaと連携する」ボタンから、すでに使っているモバイルSuicaとの連携。
生体認証だけで、実に簡単に終了した。
それからチャージと行きたいが、ポイ太郎はここしばらく、出番のなかったファミペイ翌月払いを使用停止にしていた。こちらを使えるようにするのが先。
ファミペイアプリの「サービス」から「ファミペイ翌月払い」を選択。
「上限額変更」から、とりあえず5,000円にしておく。
それから「モバイルSuicaのチャージ」に戻り、チャージ方法としてファミペイ翌月払いを選んだ上で、3,000円チャージ実行。
おわり。
ちなみにSuicaチャージでお茶をもらえるキャンペーンもやっているのでこちらもエントリー。
普段使いしない理由
ファミペイからのSuicaチャージルートが開通し、キャンペーンにも参加したが、もう使わない。
理由は簡単で、日ごろもっといいチャージをしているからである。
Androidユーザーであるポイ太郎の場合、au PAYのSuicaを愛用している。
これは実にいい。au PAYの残高をアプリ内でSuicaにチャージできて、そしてチャージ時に0.5%の還元がある。
au PAYの残高を、次の2種類の方法で作っていて、これがともに1.5%還元。
- エポスゴールドカード(年間100万円利用の場合。還元率1.5%)
- JAL Pay
ポイ太郎は常にSuicaを合計2.0%還元でチャージしているのだ。
これはビューカードからのチャージ還元率1.5%をしのぐ。
JAL Payからau PAYへのチャージは還元率0.5%(マイルなので、通常のポイントより若干価値が高い)。
JAL Payに、PayPayカードまたは毎月10日のイオンカードでチャージすることにより、還元率1.0%。
3,000円チャージしたら、キャンペーン以外でも60円相当もらっていることになる。
例外的にファミペイでSuicaチャージするとしたら
ファミペイからSuicaルートが開通している以上、普段使いはしなくても例外的にチャージに使うことはあり得る。
ファミマTカードからファミペイへのチャージキャンペーンは繰り返し実施している。
チャージすると、ファミマTカードのほうではなくファミマポイントがもらえる。
チャージした残高はファミリーマートでなくとも、QUICPayでもって一般の買い物にも使える。
ただ、買い物でなくSuicaチャージしてしまってもいいかもしれない。
似たようなケースはある。d払いのキャンペーンでは期間限定dポイントをもらえるが、これはだいたいd払いのSuicaでチャージしてしまう。
ともかく今回、ポイ活のスキマに入り込む、ファミペイらしいサービスとキャンペーンではある。