セブンカードプラスもnanacoも、使命を終えたと思う

ポイ太郎は常に20枚ぐらいクレジットカードを持っている。

たまには解約することもある。他のカードで完全に置き換えられるものはそうなりやすい。

最初からいずれ解約するつもりでカードを作ることは、最近はほぼない。これは、さすがにむなしくなるので。

今月に入り、セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード(デジタル)を解約した。

完全年会費無料のSAISON GOLD Premiumを入手したためだ。

さて、次に解約しようと思っているカードが今日のテーマ。

セブンカード・プラスである。

もう新規発行は終了した。そろそろ、後継カードのnanacoクレジットカードがリリースされるはずだが、どう考えても期待には値しない。

セブンカード・プラスのわりと重要だったサービスは、「イトーヨーカドーで8の日に5%オフ」だが、ヨーカドーがセブンから抜けてしまった。

新カードのリリースは、古いサービスの廃止を意味するものと思われる。まあ、経過期間はあろうが。

そもそも最も重要な5%オフのサービスも、ずいぶん色あせた。ポイ太郎もほぼ行ってない。

新カードリリースを待たなくても解約しようと思っている、セブンカード・プラスを総括します。

セブンカード・プラスはセブングループ専用だった

セブンカードは、還元率0.5%。だから、どこで使っても利益になるカードではない。

セブングループで使うことで初めて活きるものだった。

この代表が、8の日の5%オフ。

他にヨーカドーで年間150万円以上使うとボーナス1万ポイントというサービスがあった。苦労する割には大した上乗せではない。

いっぽう、セブン-イレブンやデニーズでは大したサービスはなかった。

セブンは、三井住友カード(スマホタッチ決済)と、三菱UFJカードの牙城になったからだ。

現在では、セブンでセブンカードを使うと、10%または11%(セブン銀行引落しの場合)となっている。

だが、ポイ太郎の三井住友カード(Oliveゴールド)だと10%、三菱UFJカードも同様。

そうなると、セブン専用のセブンカードに出番などない。

三井住友、三菱UFJはローソンでも同じだ。だから勝負にならない。

現在、特定店舗、特定グループでお得になるクレカは流行らないね。

請求書払いにポイントを付ける機能があった(nanaco)

小さいが、考え方としては決して馬鹿にならない機能はあった。

Apple Payのnanacoを除くと、電子マネーnanacoにチャージできるクレジットカードは、セブンカード・プラスのみ。

この独占的地位によるメリットはあった。

バーコードの入った請求書を持ってセブン-イレブン店頭に出向き、nanacoで払う。

この際ポイントはつかない。ただ、nanacoにセブンカードからチャージする際、0.5%のポイントが付与されたのだ。

請求書のみならず、切手や印紙だって、買うときにポイントが付いたことになる。

まあ、切手は郵便局でキャッシュレスで買えるようになったけど。印紙はいまだに、セブン-イレブンでのnanaco購入にメリットがある。

だが、この地位も縮小された。

以前はライバルと言えば、「ミニストップとWAON」ぐらいだった。

ただ、WAONにチャージしてポイントがたまるのは、Apple Payを除くと「イオンカードセレクトのオートチャージ」だけ。ライバルとしてはやや弱い。

しかし現在は、ファミペイがある。

ファミペイはチャージもできるし、ファミペイ翌月払いも使える。しかも請求書払いでもポイントがつく。

さらに言うなら、多くの請求書を自宅にいたまま払える。

セブンの優位性など、ずいぶん落ちた。

最後にこれが役立ったのは、2年前の地震保険の払込み。

セブンカードからnanacoにチャージして、無事支払えた。

次の更新時にも、セブンカード(あるいは更新されてnanacoクレジットカード)があれば、この方法が採れる。

しかし、保険料が7万円だとして、チャージによるポイントは350円。これだけの価値でもって、セブンカードを残しておく価値があるとも思えない。

それに、ファミペイで置き換えが利きそう。

たまにJCBとしてのキャンペーンがあった

セブンカード・プラスはJCBオリジナルシリーズではないが、オリジナルシリーズと同様のキャンペーンは割とあった。

ごくまれだが、リボ払い(スマリボ)キャンペーンもあった。

その際は結構活用させてもらった。最近は、とんとない。

nanacoも、そして電子マネーもオワコンだと思う

電子マネー、使ってますか?

PayPayが電子マネーだと思っている人もまだいるのだが、違います。

チャージ払いだけで使っているなら、理論上電子マネーと言ってもいいが、そんな用法は一般的ではない。

電子マネーとは、こんなもの。

  • 交通系IC(Suica、PASMO等)
  • 楽天Edy
  • nanaco
  • WAON
  • ファミペイ(※後発のこれだけはオワコンではない思う)

楽天キャッシュも楽天公式では電子マネーと呼んでいるのだが、ダイレクトに実店舗で使う機能がないため、性質が違う。

電子マネーとは、チャージして繰り返し使うアイテム。「チャージ」という芯があるからこそ、Wポイントという文化も花開いたのだ。

現在はWポイントも絶滅に瀕している。

そもそもWポイントは「わざわざ」迂遠な決済によりオトクを得る文化。クレジット決済がスマートになったいま、失われても当たりまえ。

Suicaをはじめとする交通系はまだ元気だ。これも、クレジットのタッチ決済乗車で機能が大きく損なわれたと理解している人も多いだろう。だが、そこまでやわじゃない。

ただ、買い物用専用の電子マネーアプリは、もうオワコンだと思う。いわんやカードタイプ電子マネーなど論外。

Apple Payのnanaco、WAONを、JAL Payあたりからチャージして使っている人は偉い。このルートだけは、まだ成り立っている。

しかし、セブンカードプラスや、イオンカードセレクトからnanaco、WAONにチャージしたとして、ポイントは0.5%。

そもそも手軽と感じるのも、もはや錯覚。わざわざ迂回させた決済が、「手軽」なはずはない。

電車に乗るとき、「クレジットカードで乗れるから、チャージしなくていい」という意見は、「手軽な決済」を叩き潰している。

そんなわけで、nanacoも終わりだし、セブンカードも終わりだと思う。

セブンとイオンが手を組んで、nanacoとWAONを統合すればまだ生き残るかもな。だとしても、他の流通業界を巻き込まないとやはりダメ。

新たなnanacoクレジットカードが登場しても、いったいなんの機能を付け加えられるか? セブン-イレブン優待以外にないでしょう。

自分で書いてみて思い知った。近日中に解約します。

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